髪や頭皮がべたつく
皮脂の出すぎが原因で、薄毛になります。
ワックスをつけたかのようにべたついている場合は要注意かもしれません。かゆみを伴うフケが増えた
過剰な皮脂や乾燥、適切でないシャンプーによりフケが増え、薄毛が悪化します。前髪が細くなった
栄養が行き届きにくい前髪が細くなったということは
薄毛のファーストステップに入ってしまったことが考えられます。頭皮が硬い
頭皮をつまみ、動かない場合は血行が悪くなっていると
いえます。血行不良は薄毛を悪化させます。
しかし!
女性の薄毛は男性と比べて治りやすいといわれています。なぜかというと、男性の薄毛の理由は男性ホルモンが理由で
あるのに対して、改善しやすい頭皮のケアや生活習慣の
乱れなども女性の薄毛では理由になっているからです。
そこで、女性の薄毛を改善するためには、
自分は脱毛症なのか、何が原因かを考える必要があります。
■女性の主な脱毛症の種類
●びまん性脱毛症
女性の代表的な薄毛です。
頭部全体的に髪が薄くなる特徴があり、中年以降の女性に多く見られる症状です。
原因:老化、ストレス、栄養不足、不適切なヘアケア
特に老化による女性ホルモンの減少で、全体的に薄毛になります。
→適切な頭皮ケアと生活習慣、食生活の見直しが必要です。
●ひこう性脱毛症
頭皮が乾燥することによって発症します。乾燥したフケが毛穴につまり、毛根が炎症を起こし、脱毛します。
原因:ホルモンバランスの乱れ、過度の洗浄
→刺激の弱いシャンプーを使用し、スタイリング剤など頭皮の刺激を避けた方がいいです。
●脂漏性脱毛症
皮脂が過剰に分泌され、毛穴を塞ぐことで毛根が炎症を起こし、脱毛します。
皮脂を除去した頭皮が赤く、かゆみもあります。
原因:ホルモンバランスの乱れ
■薄毛の原因
また、薄毛の原因を突き詰めると、主に3つに分けられます。
原因1.手入れ・トラブルによるもの
- 常に同じ分け目にしている:その部分だけに紫外線が当たりストレスが極端にその部分にかかってしまいます。
また、髪を常に結んでいることも、一部の頭皮に過剰にストレスをかけてしまいます。 - 頭皮を冷やしている:頭皮が冷え性になり、血行不良になり栄養が髪に行き届かなくなります。
- 髪の毛を洗わない:皮脂が溜まり、炎症を起こします。しかし1日2回以上の洗髪も頭皮に負担をかけてしまいます。
- 頭皮に合わないヘアケア商品を使う:ジェルやヘアスプレーが頭皮に溜まってしまいます。
→石油性のシャンプーを使用している場合は、自然系のものから作られているシャンプーなどにしたほうが
髪にとっては良く、薄毛を抑えることにつながるかもしれません。
原因2.ダイエットや食生活によるもの
- ダイエットをしている:髪の毛に栄養が行かなくなり、
ツヤもコシもない髪になってしまい、薄毛につながります。 - 食生活が欧米的である:欧米化した食生活や塩分の取り過ぎが
薄毛を促進させているといえます。
原因3.環境によるもの
- ストレスを受けている:ホルモンバランスが崩れ、
栄養がきちんと髪に行き届かなくなります。 - 年齢を重ねてしまった:女性ホルモンが老化により減少していきます。
ホルモンバランスが崩れ、薄毛になってしまいます。
健康的な生活を送ることが薄毛を遅らせることができるともいえそうです。 - 季節が変わった:夏は頭皮が蒸しやすく、
汗をかきやすいため、毛穴が詰まりやすくなります。
また紫外線を浴び、髪や頭皮にダメージを受けたり、
冷房のせいで頭皮が冷えてしまっていたりと
夏に受けたダメージにより秋の薄毛、抜け毛につながります。
分娩や出産後に一時的に薄毛になることもあります。
薄毛には髪の毛や頭皮だけでなく、食生活や生活習慣も大きく関わっているといえます。
1日100本抜けるのは普通のことなので、深刻に捉え過ぎるのもあまりよくありません。
まずは日々の生活を見直し、治らない場合は、病院や育毛剤に頼りましょう。
また、育毛剤は男性と同じものでもいいかと思いきや、男性用では強すぎる場合もあるため、
皮脂の分泌が少なくデリケートな女性の頭皮にあった商品を使用しましょう。
続けられる商品を選ぶことも薄毛を改善していく上で重要なことです。
自分に合ったケアを見極め、綺麗なボリュームヘアを目指しましょう!