真夏の紫外線に負けない!「UVケア特集」2019

今年もついに夏本番!イベントやお出かけなど、たのしみが盛りだくさん。
しかし、野外には強烈な紫外線が…!
「マスク焼け」はもちろん「マスク越し焼け」にも注意が必要です。
一般的なマスクは紫外線を透過するので、
対策をしないとうっかり日焼けをしてしまうことに。
そんな恐ろしい紫外線は“きちんとしたUVケア”で徹底ガード!
正しい知識を身につければ、夏のマスク生活も怖くありません♪
思いっきりたのしい夏の思い出をつくりましょう!

紫外線とは

紫外線には3種類あります。
紫外線C波(UV-C)といわれるものは現在地表には届いていないものなので、
私たちにさほど影響はありませんが、
問題なのは紫外線A波(UV-A)と紫外線B波(UV-B)です。

UV-A(紫外線A波)

地表に届く全紫外線のうち紫外線の90%はこのA波です。浸透力が高く、肌の土台である真皮を直接破壊するのが特徴です。
真皮層まで達したUVAはハリを生むコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを生成する繊維芽細胞を破壊します。それにより弱ってしまった肌は、ハリや弾力が失われ、新陳代謝が乱れ、古い角質を残したままになり肌はくすんで見えてしまいます。
また、ガラスや曇り空も突き抜けてくる程強く、天候や部屋の中にいても気が付かないうちに紫外線を浴びている可能性があるので気を付けましょう。
また近年よく耳にする、光によるお肌の老化現象 「光老化」。老化の原因70%~80%がこの光による老化といわれ、このA波が原因といわれています。

UV-Aのまとめ

  • 曇りや窓ガラスをも通してくる
  • 真皮層まで達し、コラーゲンなどを破壊する
  • ハリ、弾力が失われて肌がくすむ
しわやたるみの原因

UV-B(紫外線B波)

主に肌の表面で吸収されるため真皮層にはほとんど達することはありませんが、UV-Aよりも強いエネルギーを持ち、皮膚がんや白内障を起こす可能性がある有害な紫外線です。
そのため 短時間でも肌の炎症反応や色素沈着を引き起こす作用があります。
また、肌にメラニンを作らせ、肌を黒くするのが特徴なので、シミやそばかすの原因になるともいえます。

UV-Bのまとめ

  • 表皮に強いダメージを与える
  • 波長が短くエネルギーが強く表皮を損傷させる
  • 発がん性が強い
  • 窓ガラスは通過しない
シミやそばかすの原因

よく見かけるPA・SPFとは

日焼け止めだけでなく、様々な化粧品にもよく記載されている「PA・SPF」の
表示ですが、その違いは曖昧な方も多いはず。
PA=UV-A、SPF=UV-Bそれぞれの防御力を表しており、
利用シーンや目的に合わせて選ぶことが大切です。

PA(Protection Grade of UV-A)

色素沈着を起こすまでの時間を、「+」は2~4倍、「++」は4~8倍、「+++」は8~16倍、「++++」は16倍以上引き伸ばしてくれます。つまり、PAはUV-Aの日焼けにより色が黒くなるのをブロックする力を持っています。
※このPA表示はアジア圏ではよくみられますが、 欧米の商品には表示されていない場合があります。

  • PA+…効果がある(日常生活)
  • PA++…かなり効果がある(レジャー)
  • PA+++…非常に高価がある(リゾート地や海辺)
  • PA++++…極めて効果がある(非常に紫外線の強い場所/紫外線に敏感な方)

SPF (Sun Protection Factor)

UV-Bの日焼けにより皮膚が赤くなるのをブロックする力を持っています。SPF1=UV-Bを20分ブロックする事ができるので、SPF15の日焼け止めを塗った場合20×15=300分(5時間)UV-Bを防いでくれるという事になります。また、SPF15の日焼け止めをSPF20の日焼け止めを一緒に塗ってもSPF35の効果があるわけではありません。

SPF15+SPF20=SPF35

  • SPF10~20…日常生活
  • SPF21~40…軽いレジャーやスポーツ
  • SPF41~50…リゾート地や海辺

しかし、PA/SPFが高いほど肌への負担も大きいといえ、目的に合わせた日焼け止めを選び、こまめに塗りなおす事が大事だといえそうです。また、日焼け止めをきちんと落とすことも肌にとっては大切です。
実は、「すぐ赤くなり、後にほとんど黒くならない」タイプの人が一番紫外線による影響を受けやすいので、そのような日焼けタイプの人はより一層注意が必要です!

シーンに合わせた日焼け止めの選び方

衣類などで目にするUPFとは

紫外線による肌の日焼けを防ぐ指数として、化粧品や日焼け止めに用いられる
「SPF」や「UV」の他にも衣類などの繊維製品や、車の窓に貼るフィルムの機能の説明に使われる
世界的な基準値「UPF」が存在します。
肌に直接塗布する日焼け止めの様に、塗りなおしや塗りムラを気にすることなく、
紫外線から肌を守る方法として近年は高UPFの衣類も増えてきています。

UV Protection factor

日本では紫外線保護指数と表記されパーセンテージで表記されます。UV-A波に対しての有効値を示すPA、UV-B波に対しての有効値を示すSPFと異なり、A波・B波共通の有効指数として表記されます。 着用時、未着用時での比較として、紫外線を何倍遮蔽することが出来る機能を伴っているかかが数値化されています。表記上の最高値は「50+」で、実際のUPFが51以上の場合には200でも300でも「UPF50+」として表記されます。 肌の変化については個人差がありますが、例えば肌が赤くなるまで30分の時間がかかると想定した場合には、UPF50の素材を通した場合にその時間を50倍である1500分 = 25時間に引き延ばすことが出来るとされています。つまり素材を通さない場合と比較すると肌に到達する紫外線を50分の1に抑えることが出来るのです。

  • UPF15~20…紫外線が弱い日
  • UPF25~35…紫外線がやや強い日
  • UPF40~50+…紫外線が強い日

天候・季節による紫外線量の変化

紫外線量は、天候によって変わります。
紫外線は晴れた日だけに降り注ぐわけではなく、
曇りの日や雨の日でも私たちに降り注いでいるのです。

天候による紫外線量

雨の日でも0%になるわけではありません。さらに、日陰でも上記の50%はあります。天気が悪くても、日陰にいても、注意が必要です。

3~4月頃から紫外線が一気に増えはじめ、実はピーク時の70%程の線量にも及びます。UV-Aに関してはなんと5月がピークです。アレルギーや乾燥で肌も敏感になっているので、きちんとしたサンケアを行うことが必要です。

紫外線の照り返し・反射

私たちは上空から降り注ぐ紫外線だけでなく、地表面で反射された紫外線も浴びています。
上空から降り注ぐ紫外線は帽子や日傘などで防ぐことができますが、
地表面から反射してくる紫外線を防ぐことはできません。
だからこそ、日焼け止めでのサンケアが重要となってきます。

紫外線の照り返し

新雪では紫外線は1.8倍になるという事で照り返しにも油断はできません!

好みによって使い分け♪オススメの日焼け止めアイテム

絶対焼かない慎重派!高SPFの日焼け止め

スポーツやレジャーなど、塗り直しがなかなかできない時に活躍するのが高SPFの日焼け止めやコスメ。
イベントが増える夏には1本は持っていたいですよね。高SPFでありながら、肌への負担が少ないアイテムも続々と登場しています。日本国内での表記ではSPF値は「50」までとされていますが、海外規格で50を超えるアイテムについては「50+」と表現されることもあります。

内側からも完璧ガード!飲む日焼け止め

定期的に飲むことで、天候の変化によるうっかり焼けの予防にも!
汗や水で落ちないので、安心してアクティビティにもチャレンジできます。

肌を美しくみせる♡スキンケア成分配合の日焼け止め

UVカットと同時に肌を整えてくれる日焼け止めは、メイクアップも美しく仕上がります。
心地よくストレスフリーの使用感も魅力です。多機能UVケアでキレイを叶えます。

敏感肌さんも安心♪ナチュラル成分の日焼け止め

お子様のお肌やデリケートな肌の方にも、肌に負担がかからない日焼け止めが注目されています。
できるだけ肌にやさしい日焼け止めを選びたいですよね!
スキンケア成分を配合しているものや、石鹼で簡単にオフできるアイテムも好評です。

UPF50+でガッチリしっかりUVブロック

サッと外せる衣類タイプの「着るUVケア」や、パッチタイプの「貼るUVケア」などアイデア商品も続々。
体の中でいちばんお日様に近い髪の毛をプロテクトする「髪専用UVケア」もご用意しております。

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