ジング！オードトワレ (ラルチザンパフューマー)

【香調】オリエンタル ウッディ フローラル レザリー
トップ:ホワイトアイリス、ジンジャー
ミドル:白い杉、フレッシュコーヒー、キズインセン
ラスト:サフラン、ムスク、安息香
トップが大好き。と思ったら、わりとすぐミドルになって
『これがコーヒーかな？』って香りが出てきます。
自分の棚にあるラルチザンの香水たちの中から、このジングを手に取る日って
どんな気分だろ？と考えてもまだ答えは出てません。
でもすごく気になる存在。甘い中にスパイスがある感じが好き。
シナモンが入ってないのにシナモンが入っていそうな、なんとなくですけど
ジングを纏ってチャイを飲みたい！今はリラックスしたい時に活躍している香水です！
※ミドルあたりからラルチザンのティーフォートゥーに似ています

サーカステントの分厚いビニール、プラスチック、シナモン、使い込んだ厚みのあるレザー、しっとり汗ばんだ動物たち、バニラやカラメルもありますが、私の肌ではキャンディアップルや綿菓子は出てきません。ミドルで甘みは消えてスモーキーで不思議に涼しい夜を思わせます。レザーノートが得意な人におすすめします。奇妙な香りですが「香水でこんな表現もできるのだな」としみじみ関心するお気に入りの香りです。酸味がなく甘みも少ないのでレイヤードにも向いています。完璧なユニセックス

ラルチザンで時々登場する「不思議な香り」。甘苦いような、
今まで嗅いだことのない香水です。

カバンの皮のにおいが移ったお菓子から漂うシナモンバニラ。
食べ物としては違和感を感じるような、異質な印象です。

フローラルや精油っぽい香り好きの人は苦手かもしれません。
使いやすい香りに飽きたときの気分転換の1本としてはアリかな。

ちょっとくせになるユニークな香り。ラストまであまり香りの
変化は感じません。

サーカスの火、ステージや幕の少しホコリっぽさ、女性の甘い香り……にも感じますが、昔、ランプを消し忘れた誰もいない図書館の先程まで人の声や音がしていたのに、音の無い静かな香りにも感じます。
ある意味二面性のある香りですね。
秋冬の寒いときにつけるとあたたかい暖炉の前にいるような気にもなれそう。
気分によってイメージが変わる不思議でありながらも魅力的な香りです。

楽しい気分にさせてくれて、知的な雰囲気のあるバニラ系です。
これは紙のお香の香りも感じられ（多分そこがオリエンタルな部分かと）
さりげなく香ると「この人は読書家？」みたいなイメージさえあります。

売り文句の「サーカスの躍動感」…もっと落ち着いているイメージかな？
物静かで博識で、包み込む様な温かさの雰囲気です。
他には類を見ない香りなので、香水好きの人にも１本あると面白いと思います。