ドロールドローズ（お茶目なバラ）オードトワレ (ラルチザンパフューマー)

多分ラルチザンの中で最もポップでライトな香りかも。
ヘリオトロープとヴァイオレットの効いた、
キャンディーの様なローズが弾けるようです。
あまりの弾けっぷりについ歌いたくなるような気分にさせてくれます。

「女の子らしい」といえばその通りなのですが、
この甘いローズにはラルチザン独特のパウダリーさがあるせいか、
落ち着いた雰囲気の男性に意外と合うだろう、と思いました。
ポップでライトで甘いのに、不思議とそういうイメージもあります。

少し拡散気味の香りですが、周囲が頭が痛くなる様な安い香りとは全く違います。
男女問わず、強力にお勧めできるスタンダード系ローズ香水の一つです！

ネーミングから満開の薔薇の香りを期待すると残念に思うのかもしれませんが、わたしは濃厚な薔薇の香りがあまり得意でなかったため、むしろ薔薇の香水としては使いやすいと感じています。パウダリー（白粉）な香りの中に、少しだけ酸味？のような、植物の香り？も感じられて、ただの化粧品の香りにはなっていないところが好きです。生花の薔薇の香りを求める人は満足できないかもしれませんが、ほのかな香り立ちで、お化粧を覚えたばかりの少女のような、そばにいると安心する母親のような、不思議な気分になれる、かわいらしい香りです。

可愛らしいパウダリーなローズ。
洋服のイメージはピンクのシフォン。
肌にのせるとローズっぽく、
髪に付けると最初だけ青臭さがあるけれどすぐに消えてパウダリーっぽくなる。
髪に付けすぎるとパウダリーすぎて酔う。
気温が低い方がきれいに香りそう。
暖かい日は少しだけむわっとした。
ジュードフェット(ラルチザン)と同じ香りが入っている気がして調べたら作者が同じだった。
系統は似ているけれど、ジュードフェットのような薬品臭さはないので、断然使いやすい。
寝香水にしても癒される優しい香り。
ただ、パウダリーが苦手な人にとっては香害かも、と思うので☆４つ。

上品な大人の香り。ローズ感は、想像とは少し違ったので、好みとは違い、星4つですが、香りそのものはステキな香りです。お気に入りの別の香水を上半身にはつけて、こちらは足元につけて、足を組んだりする時に、やんわり香る程度にしているとちょうどいいです。

トップは薔薇の青臭さ+パウダーのような独特な香りで、あまり好きではないのですが、しばらくすると青臭さが弱まりパウダリーな香りに落ち着きます。むわっとする重さではなく、甘さが見え隠れする可愛らしい感じもあります。
ラストはほんのり甘くここがとても好きです！
ボトルデザインは画像のピンクのが来ると思ったら、黒ボトルでした。