エテアンドゥース（ひと夏の夕暮れ）オードトワレ (ラルチザンパフューマー)

香調タイプ / トランスパレント フローラルブーケ
ヘッドノート / ミント、フレッシュローズ
ハートノート / オレンジブロッサム、菩提樹
ベースノート / グリーンヘイ、プレシャスウッド、ムスク

全体的にはソーピーな印象です。
色に例えるとこの香水のイメージカラーと一緒。薄い紫。

菩提樹よりもヘイがわりと強めな気もしますが、結構とびが早いかもしれません。
あと、私の鼻ではオレンジブロッサムの香りを嗅ぎ取れない。
使いやすそうですが、私は100mlも使えないかも。50mlにしておいてよかった(>_<)

これほど劇的に香りがストーリー性を持って変化していくのもなかなか無いのでは。

トップはエルメスのナイルの庭をラルチザン風に変えた様な、
爽やかな夏の朝の様なシトラスから始まり、
日中は水の香りと干し草が日に照らされた様な少し陰りの有るイメージになります。
日が陰って夕暮れになるとまさにナイトタイム！甘くパウダリーで夢見るかのようなドライダウン。
完璧な夏の１日の描写の様です。

単調な香りでは無いので、付ける時間を考えてその場に合う香りにできれば、
ある意味オールマイティかも。
香水というものには香りに変化があるもの、という王道を求める方には
打ってつけの１本だと思います。
男女問わずイイ材料の香水としては良く出来てるのではないでしょうか。
強力にお勧めです。

☆３．５～４といった印象です。つけたては思った以上に「ソーピー＆中国緑茶の渋み」といった感じであまり好みではありませんが、中盤をすぎると穏やかな夏の夕べを思わせる香りになります。
他人にアピールするためというよりは、自分がリラックスするために使っています。

香水量り売りのショップでまず試してみて あまりの芳香にすぐ本品を注文しました。
トップからラストまですべてが好きです。
爽やかだけど甘さもあったり 暖かいんだけど時折クールさが漂ったり… 色んな表情を見せてくれる香水です。
儚げな香りのわりにはけっこう長く香ります。

ホワイトムスクが結構香り、石鹸のような香りが広がりますが、ハーブのような芳香剤っぽさか、悪く言えば殺虫剤のような（○ープマットのような）香りにもに似ているかもと、最初纏ったときは、うーん、と思いましたが、回数重ねるにつれて少しクセになって来ています。重ねづけも楽しもうと思います。ラルチザンパヒュームは香りの変化が、おもしろいです。